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【犬の恐怖】

こんにちは、アロマドッグ店主の福下です。

こんなことをいうと、みなさんから怒られるかもしれませんが、実を言うとぼくは犬がすごく苦手でした。というか、本音は怖かった

父親がコックで、実家の前で洋食屋をやっていたということもあって、「動物は毛が舞うから飼っちゃだめ」と、小さい頃からきつく言われていました。
友達の家とかに行って、犬とか猫とかと一緒に暮らしているのを見るたびに、犬飼って、ネコは?とお願いしていたのを覚えています。

 

【あなたのワンちゃんとの出会いは?】

そんな時、忘れもしません小学校3年の夏休み、二つ下の妹が近所の犬からかまれて泣きながら帰ってきました。
聞いてみると、飼い主が大きくなってから世話をしなくなり、そのシェパードのワンちゃんはほとんど小屋に入れられっぱなしで、あまりいい環境で飼われていなかったようでした。
それがたまたま小屋から逃げ出し た時に、うちの妹と出くわしたようなのです。

動物に囲まれて過ごしていなかったため、動物慣れしていない妹は、突然走って来たその自分よりもでかいワンちゃんを見て「ギャワーーッ!」を驚き泣き叫んでしまったのです。

ただでさえつらい状況で暮らしいて、ストレスが溜まっていたワンちゃんは、そのものすごい声でさらに驚いて興奮してしまい、逃げ回る妹の足をガブリといってしまいました。
幸いそこでワンちゃんも飼い主に捕まえられて、妹のケガも歯形からすこし血がでるくらいのものでした。

泣きながら傷口を見ている妹の姿を横目で見ながら、その話を聞いた、ちょっとビビリで単純だったぼくは、とんでもないことに「犬=噛む」というふうに理解してしまいました。
それからというもの、犬であれば大きかろうが小さかろうが、姿を見かけるだけで、ひどい時は鳴き声を聞くだけで、その方向とは逆の方に避けて行くようになりました。

目的地まで、かなり遠回りして行くことも結構ありました。
今思うと考えられないような行動ですが、その時は本当に怖くてたまりませんでした。
自分が体験した訳でもないのに、そこまでとは自分でも情けない話です。

 

【無理矢理】

それから逃げ回ること十数年、そのみっともないのが、うちの奥さんとの出会いで変わりました。
まだ付き合いだした当時、奥さんのうちには、でっかいシベリアンハスキーがいたんです。
こっそりビビリましたよ、いつものように。だって狼みたいなんですよ。

ぼくが犬が怖いなんて夢にも思っていなかった奥さんは、一緒に散歩に行かないと誘います。
本当は怖いなんてなんかカッコ悪くて言えず、はじめのうちこそ、これから出かけないといけなくなったとか、足が痛いなど、つらい言い訳をして断っていたのですが、そのうち言い訳がなくなり 、ついに本人的には一大決心で本当のことを打ち明けました。

そしたら、何バカみたいなこと言ってんのとハナで笑われ、無理矢理そのハスキー(名前はコスケ、オスで当時2歳。)との散歩に連れて行かれるはめになりました。
ひょっとしたら同情されるかなと思っていた甘い考えは、一気に吹き飛ばされてしまいました。
それから強制リハビリ?が始まりました。最初は、二人の後ろからトボトボと付いて行くだけ。
すこーし慣れてきたところで、今度は奥さんを間にはさんで、ぼくがリードを持って恐る恐る歩く訓練が待っていました。

でもそこに行き着くまで、なんと約6ヶ月。
やっぱり三つ子の魂百までじゃないけど、小さい頃からの習慣は、なかなか簡単には変えられません。

しかし、そのリードを持っての歩行訓練!?がわたしを変えてくれました。
リードを持っていたせいか、ちょっと後ろの方から、なんだか散歩されているようについて来るわたしの方を、コスケがチラっと向くのです。
 なかなか気を使ってくれる性格の犬です。
前に歩きながら、ちょこっとだけ後ろを向くあの顔です。
それが男心をくすぐったというか、とにかくかわいかったんです。

 

【ありがとうコスケ】

それからです、まるで憑き物が落ちたように、コスケと私の仲が急速に近くなりました。
怖いという感情よりも、こいつかわいいじゃないという気持ちが強くなり始めます。

次の週には、奥さんがいない時でもコスケと二人で散歩。
そして川原へ行き、二人で泥だらけになって遊べるようになりました。
いやー、もうかわいくて仕方がなくなってました。
そこに行き着くまで付き合ってくれたコスケには本当に感謝です。

今は離れて暮らしているため、1年に数回しか会えないのですが、奥さんの実家に一緒にいる黒ラブのラスター(この名前はぼくが付けました。はじめての名付け親で、決める時にうれしくて興奮しました。) の二人に、ハーブティンクチャーや大好きなラベンダーのエッセンシャルオイルを送ってあげています。
コスケもうずいぶん老犬の部類ですが、まだまだ元気でやっているようです。

 

【念願の同棲生活】

ニュージーランドに住むようになってから4年経って、引っ越したのを期に、念願のワンちゃんと暮らすことができるようになりました。
黒ラブのメスでアンコといいます。(この子の名前は、奥さんに付けられてしまいました。)

今思い出しても恥ずかしいくらい怖かったのに、もう犬がいない生活は考えられません。
あんことの一緒の生活は、とても楽しいです。家の周りに柵を作って、中も外も自由に遊べるようにしています。

でも、いくらぼくたちが犬の過ごし易い環境を作ってあげたとしても、やっぱり犬も人間の生活環境に無理矢理合わせないといけないところがあります。
それ自体も犬にとっては、負荷がかかるのに、現代はストレス社会。
わたしたちが、外から持って帰って来たストレスが、犬にも伝わってしまうことだってあります。

それをどうにか和らげてあげることはできないか、もっと楽しく生活できるように出来ないか、と考えるようになりました。

 

【ドッグアロマとの出会い】

ニュージーランドでは、犬のしつけ教室などでも、エッセンシャルオイル(精油)を使ったアロマセラピーを積極的に取り入れています。
ペットアロマ、ドッグアロマ、犬アロマなど呼び方はいろいろあるようです。

子犬だったアンコを、初めてパピークラスに連れて行ったときに、アンコは他の犬を怖がって 椅子の下に隠れて出てきませんでした。
それを見たトレーナーの先生は、スーッとアロマオイルの入ったビンを取り出して、アンコに嗅がせ、アンコが興味を持ったのを確認すると、ちょっと身体に塗ってくれました。

すると徐々にいすの下から出てくるようになり、その10分後には他の犬とじゃれ合えるようにまでなりました。
先生に「それは何?」と聞くと、これは勇気を出すオイルブレンドで、犬にもアロマセラピーはすごく良いよ、と教えてくれました。
自然のもので、こんなに効果があるんだ、かなり感動してしまいました。

それから本屋や図書館に行き、犬とアロマセラピーについての本を英語と格闘しながら読みあさ る日々。
もともと凝り性なのですが、新しいことをするというワクワクした気持ちも手伝って、その当時はとにかくアロマ本漬けでした。
犬の身体や嗅覚の仕組みも勉強しました。

アンコにアロマオイルでマッサージしてあげるようになってから、それまで臆病で無駄吠えも多かったのが自然となくなるようになったのです。
これがドッグセラピーなのでしょうか、アロママッサージをしてあげるぼくも気持ちが和らぎます。

 

【きずなを深めるために】

植物のもつパワーはすごい、これを「ワンちゃんをもっと幸せにしてあげたい。」、「もっと分かり合えたい。」と思っている人たちにも伝えることは出来ないだろうか。
という思いから、さらに勉強を重ね、「DOG & AROMATHERAPY」などの講座も受講し、もともとアロマセラピーについてかなり詳しかった奥さんアンコの協力も得て、ショップを始めるまでにいたりました。

ニュージーランドのアロマドッグは、あなたとワンちゃんのコミュニケーションを高め、きずなを深くするというコンセプトでスタートしました。
いつも触れ合うことで、ワンちゃんの病気の早期発見、一人ぼっちのワンちゃんのストレス解消、大切なワンちゃんを幸せな気分にしてあげることができます。
元気なワンちゃんの顔を見るのは、わたしたちにとってもすごくハッピーなことです。
 

有害な化学物質などを一切使用しない無添加ナチュラルのもので、日頃からケアをしてあげてください。

アロマドッグを通じて、あなたとワンちゃんとの距離がもっともっと近いものになるとうれしいです。
そして、毎日の生活を、さらにエンジョイしていただければと願っています。
 

アロマドッグ店主 福下 彰信

 

 
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